アリソン・クラウス 幻のアルバム (4)
Different Strokes CD化作戦。
LPをCDに個人で録音するなんて、CDが登場したときには思いもよらなかったことが簡単にできる時代になってしまいました。
LP全盛期にはLPを買ってくると、早速カセットテープに録音したりしたものです、なにせ あまり頻繁に演奏すると磨り減るような気がするし、傷つける可能性もある。そのままではカーステレオで演奏できないし・・・。
ま、同じ理由で今回LPをCD化しようという訳です。
使うのは普通のデスクトップパソコン、オーディオライン入力とDVD(CD)バーナーが付いているもの。
理屈は簡単でターンテーブルをパソコンのライン入力につないで再生し、そのアナログ信号をソフトウェアを使用してデジタルPCM録音。
録音したファイルをCDバーナーソフトでCD-Rに焼いてできあがり。
私のパソコンはマックではなくWindows XPですので音楽向きではないかもしれませんが
Win用の録音ソフトもいろいろ出回っているようです。今回は超録というフリーソフトを使用することにしました。
CDバーナーソフトはDVD+/-Rドライブに付属のソフトNeroというのを使用します。
このソフトは指定したファイルを自動的に音楽CDフォーマットに変換して焼いてくれます。
では作業開始。早速ターンテーブルをパソコンにつなぎます。ターンテーブル内蔵のイコライザーアンプのスイッチを入れて、オーディオPin プラグ~ミニジャックコネクタケーブルで接続します。
しかし、ターンテーブルのようなアナログオーディオ機器と、パソコンという情報処理装置を繋ぐというのはなんとも違和感があります。(そう感じるのは私だけ?)
超録を立ち上げて早速LPを再生しながら録音開始・・・と思ったら音が出ない。ん?
調べてみたら、今までライン入力を全然使用していなかったので入力がミュートにしてありました。
気を取り直して作業再開。最初はレベル合わせのために試し録りします。無音レベルをセットし、あとはMaxレベルがオーバーしないようにレベルつまみを調整します。
デジタル録音は理論的にはレベルオーバーすると音にならんでしょうから、慎重に合わせます。
この超録というソフト、なかなか良くできていて、LPを連続再生しながら途中で区切りを入れる事ができます。これならトラックごとに一時停止する必要がありません。
無音状態を検出して自動的にトラック分割もできるようですが、今回は手動で分割します。
曲と曲の合間に分割ボタンをクリックするだけです。
順調にSIDE ONEを録り終えて、SIDE TWOへ移ります。
2曲終わったところで、分割ボタンをクリックしたら録音が止まってしまいました。
フリー版は連続録音90分または8トラックまでという制限があるそうです。
ま、フリーだからしょうがないということでSIDE TWOの1曲目から録り直しました。
ほどなくSIDE TWOも終了。実はDifferent Strokes 両面で25分ほどしかないのでした。
一応聞き返してみて録音状態を確認。しかし、パソコンのスピーカーでは善し悪しがわかりません。ま、一度CDに焼いてみてダメなら再度録音することにして、一旦録音作業は終了としました。
CDへ焼く作業ですが、Neroの場合音楽CD作成機能を使って、CDに入れたいファイルを指定するだけでOKです。各ファイルのプロパティで曲の頭の位置を調整できます。
オシロスコープ状の画面を見ながら開始位置を指定します。再生ボタンを使ってその場で頭出しがOKか確認できます。
こうする事で、0秒から演奏がスタートする市販のCDのようにできるわけです。
しかし、このソフト まとめてファイルを指定すると曲の順番がグチャグチャになってしまいます。一曲ずつ指定しないとダメみたいです。
私の場合後から気づいたので順番の並べ直しに苦労しました。
ま、オマケのソフトですからこんなもんでしょう。
さてこれらの作業を終えた後、バーナーボタンをクリックすると、間もなくCDができてしまいました。
早速試聴です。
う~ん、ターンテーブルで再生したときと比べそれほど違わないようです。
ターンテーブルの方が気持ちよい音がしますが、これは我が家の安物DVDプレーヤーのせいです。
というわけで思ったよりも簡単にDifferent Strokes CD化作戦は成功したのでした。
ついでにジャケットもCD用に縮小してみました。
これで、これからLPをバンバンCD化できるぞ~。
他にLP持ってないけど・・・。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント