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2006/01/13

Emmylou Harris, Patty Griffin, Mindy Smith, Paula Cole

Emmylou Harris, Patty Griffin, Mindy Smith, Paula Cole
こんな顔ぶれのコンサートがライマン公会堂で1月11日に行われました。
女性ボーカルファンには見逃せない!ということで観てきました。
会場は満員。ebayで40ドルのチケットに100ドルのプレミアムがつくほどの人気でした。
今回の企画はペットの里親捜し団体のサポートということでしたが、エミルーが自分一人ではツアーの組めない若手アーティストのために発表の機会を設けているとも言えます。(パティはソングライターとしては成功していますので若手とは言えないか・・)
コンサートはエミルー、ミンディ、ポーラ、パティの順に一人ずつ持ち歌を披露。一巡するとまたエミルーからというやり方で進行します。
伴奏は基本的に生ギター+マンドリンといったシンプルな構成で、まさにフォークソングって感じです。
さて感想ですが、
ソングライターとしても卓越した才能をもつ彼女たちの音楽は魂の叫び、心の叫びがそのまま言葉と旋律になって発せられるものであると強く感じました。
日本に氾濫しているJ-Popは西洋音楽のイミテイションであり言葉と旋律は乖離し、ましてや心や魂が宿ることはない。
ま、消費者がそれで良いと思っているので仕方ないのですが・・・。
米人は本気でキリスト教を信じてるし、本気で神様にすがる。(事あるごとにオーマイガー!っていうでしょ?!)その宗教観から彼らは嘘をつかない。とくにアーティスト達は素直で、思ったこと感じたことがストレートに作品となっている。
日本人は神仏を信じていないし、嘘つきだし、守銭奴だし、だからこんなふうになってしまったのだろうか。
そりゃ西洋音楽だって商売気を出したようなものも多いです。
でも少なくともカントリーの世界ではこういった素直で素敵なライター達が大勢いて自分たちのやりたいことを自分たちの方法で表現している。
それが人々に感銘を与え共感を呼ぶのでしょうか。
エミルーは格好良くクールなお姉様という感じでほれぼれします。残念ながらやはり声は出なくなっているようです。
パティの歌は迫力があり圧倒されます。あの細い体のどこからあのパワーは出てくるのでしょうか。ポーラは少し音域が合っていないような歌を歌っていましたが、曲自体は魅力のあるものでした。
ミンディは若く美しく一際輝いて見えました。なによりも生で聴く美声にはうっとりしました。現在新譜作成中とのことでしたので楽しみです。
(No Photoとのことでしたので残念ながらパンフの写真です。)
Emmylou11106

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