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2006/04/22

Elizabethtown エリザベスタウン

昨年(2005年)公開された映画でElizabethtownという作品があります。

実はあまりヒットしなかったのか、劇場で見損ねてしまいました。
でも、どうしても見たかったのでDVDを入手しました。
なぜかっていうとケンタッキーの片田舎が舞台で、それがどのように描かれているのか気になったからです。

ebayで7ドル、もちろん本物です。

で、内容はというと、結構面白い。
ま、現実にはあり得ない設定なんですがOrlando Bloomくん演ずる主人公ドリューが仕事で大失敗して、クビになって自殺しようかと思っている時に、父親が父親の故郷ケンタッキーの片田舎エリザベスタウンで亡くなったという知らせが入る。

父親の亡骸を連れて帰る為に彼はエリザベスタウンに向かうわけです。
オレゴンに住んでいる彼はルイビルに向かうガラガラの飛行機の中でKristen Dunst演じるキャビンアテンダント クレアに出会う。(というかナンパされる)

基本的にはこの二人の恋愛風景を軸に、父親の葬儀、ケンタッキーの片田舎の人情を織り交ぜながら物語は展開します。

葬儀の後ドリューは父親の遺灰と共にオレゴンまで陸路の旅をします。
この旅の為の地図をクレアが用意していて、その道程で彼は自分と父との関係を再発見し、立ち直って行く、そして最後は二人が再会・・・

全般を通してアメリカの風景、文化が良く描写されています。

途中二人が携帯電話で長電話するシーンはなかなか良いです。
このやりとりの中で二人は結局彼の泊まっているエリザベスタウンと彼女の住んでいるナッシュビルからお互いに車で近づいて行って中間地点で落ち合うというくだりがあります。

日本の人が観るとそんな近くに住んでるんかい!と思うでしょうが実は二つの街は車で2時間ほどの距離、お互いに中間地点へ向かえば1時間ほどで会える計算です。
でも距離は140マイル(220キロ)ほどあって日本の感覚では近くありません。
でもアメリカでは100キロなんて普通に移動する距離です。

こういうところがアメリカを良く描けていると思うわけです。
また、ケンタッキーの住人がオレゴンから来た彼のことをカリフォルニアから来たとしか理解できない描写がありますが、これもありがちです。

日本人の感覚、ハカリでみるとなんだか非現実的に思えるかもしれませんが、アメリカがよくわかるアメリカらしい、それでいて面白い映画だと思うのです。

ところで葬儀のシーンにPatty Griffinが出演しています。彼女は挿入歌も担当しています。
また全般に音楽好きのCameron Crowe監督らしい音楽が流れます。これがアメリカの風景とマッチしてとても良いです。

見終わった後は、なんだか清涼感があります。

私としてはカントリーファン、音楽ファン必見の作品だと思います。

そうそう、先日舞台となったエリザベスタウンに行ってきました。
そこには映画に描かれていた風景がありましたが、描かれていたよりもう少し都会でした。
(ちなみに、劇中に登場する高速の出口Exit 60Bは実在しません。)

E_town_1

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