Alison Krauss + Union Station - Live SACD
SACD = Super Audio CD という規格が存在するのは知っていたし、一部普通のCDと勘違いして購入したこともありました。
なぜ勘違いしたかというとCDショップに普通のCDと一緒に売っていたからでして
値段も普通のCDとたいして変らなかったので(アメリカの場合ですが)そりゃ気付かんです。
しかも私が間違って買ったのは普通のCDプレーヤーでも演奏できるHybrid SACDという規格のディスクなので再生しても気付かないわけです。
しかし、間違って買うほど店頭に出回っていたSACD、最近見かけなくなってきました。
需要が少ないためなのでしょうか・・・・?
このまま行くとSACDは販売されなくなる恐れがあります。
つまり規格自体の消滅の可能性が。
SACDは記録方式からして普通のCDのPCMと違うDSDとか言う方式を採用していまして簡単に言うと限りなくアナログに近いデジタル記録方式のようです。
で普通のCDに比べ再生周波数の範囲、ダイナミックレンジが格段に向上しているのです。
ところが、一般家庭の普通の再生環境ではその良さが判らない。
iPodなどのダウンロードミュージックで満足する人が多数ですから、その存在価値が一般には受け入れられないのでしょう。
かくいう私も、そんな一般リスナーですからSACDの良さはわかりませんでした。
実際、間違って買ったSACDを我が家のSACD再生対応のプレーヤーで演奏してもそれほどの差を感じませんでした。
しかし、SACDのソフト、特にカントリーのタイトルがだんだん減っていくのを見ているとなんだか出回っているうちに買っておこうかな・・・? などというコレクター心理のようなものが働きまして、大好きなAlison Krauss & Union Station (アリソン・クラウス&ユニオンステーション)のLIVE(ライブ)のSACDを手に入れてしまったのです。
このアルバムは普通のCDでもかなりの高音質で楽しめる名盤です。
ですが、このSACD版のLIVEを聴いて初めてSACDの凄さがわかりました。
お~、なんと我が家のしょぼい再生装置でも、普通のCDより格段に美しい音が・・・・
もう、出だしのLet Me Touch You For Awhileからアリソンの美声に吸い込まれてしまいます。
美しい声はより美しく・・・
(そうでないものはそれなりに・・・?)
いや~こんなに良いとは。
私のプレーヤーの場合は普通のCDの再生(D/A変換)に問題があるだけなのかもしれませんが・・・・
これは絶品オススメSACDです。
もしSACDを再生可能なプレーヤーをお持ちなら是非お手元に。
しかし、このLIVEのSACDも既に廃盤になっているようです。
どこかで見かけたらその瞬間にためらわずに買ってください。
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