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2007/08/20

ナンバーポータビリティを利用してみた

アメリカのナンバーポータビリティ(LNP: Local Number Portability)は日本より早く始まりました。たしか2003年ごろだったと思います。
アメリカの場合、有線電話の番号を携帯に持ってゆけるなど、日本よりも便利な制度になっています。

しかし自分にはあまり関係のない制度だと思っていました。ついこの前まで・・・・
そう、携帯電話会社Verizon Wirelessが妙な請求書を送って来るまでは、別に携帯キャリアーを乗り換えるつもりは無かったのです。

実は4月の請求書にプレミアムテキストメッセージ使用料なる物が加算されていたのです。
これはある日突然一方的に送付され始めた迷惑メールの事のようでしたが、問題なのはそれが有料メールであること、こちらから申し込んだ覚えが無いことでした。

早速カスタマーセンターに電話しました。
テキストメッセージの件を問い合わせると、そのメールは第三者が送信しているものであること、(Verizon Wirelessはサービスに関与していないが、代金の徴収を行っている)、覚えが無くても申し込んだはずだということ、リングトーン(着メロ)をダウンロードした料金であることなど説明されました。
しかし、実際には申し込んでいないし、ダウンロードもしていません。なにせ、インターネット機能を一切使用していないのに申し込みもダウンロードもできるはずはありません。

その旨を説明し、その場は何とか料金を帳消しにしてもらいおさまりました。
しかし、次の月の請求書にまたまたプレミアムテキストメッセージ使用料が・・・・
これは先月帳消しにしてもらった分から洩れていた、締め日の後のもののようです。

もう一度カスタマーセンターに電話し、取り消すように求めると、取り消しは一度限りであるの一点張り、なんとも理不尽な話です。
何度も交渉しましたが結果は変わらず、アメリカの場合窓口の人間には権限がないのでなんともなりません。頭にきて罵声を浴びせて切りましたが、なんとも腹の虫が治まりません。

そもそも、テキストメッセージというのは相手の電話番号がわかっていれば誰にでも送れるわけで、一方的に送るだけで、情報料を請求できるというのはどうにも理にかないません。 今回のメールにはダウンロード用パスワードが記載されていて、これが有料情報ということだったようなのです。 これならジャンクメールを送りつけるだけでいくらでもお金が稼げることになります。(一通5ドルくらいの請求になっていた)
メールをよく読んで解約のメールを返信しない限り、契約したことになっていたようです。
普通読まないでしょう?ジャンクメールなんて・・・
こんな詐欺まがいの商売に携帯電話事業者が料金徴収を肩代わりすることで荷担するとは、なんということでしょう。 許せません。

そう、許せないので解約です。二度と金など払ってやるものか!

そこでLNPを利用して番号をそのままに、他社へ切り替えることにしました。
私の使用していたVerizon Wirelessのプランは全米どこへかけても3000分までは追加料金がかからないプランで、月当たり40ドルほどでした。 しかし、実際にはそれほど通話しないので、プリペイドへ切り替えたいと思っていたところでした。

そこそこのサービスでそこそこのお値段のところはどこか?
Verizon Wirelessは全米50州で使える広いサービスエリアと3Gサービスが売りでしたが、実際3Gサービスは使わないし、Verizon Wirelessだけがサービスしている辺境の州へ出かけることも少ないので、どこのキャリアに切り替えても問題ありません。

それなら話題のiPhoneを扱っているAT&Tにしてみましょう。将来的にiPhoneに切り替えることも可能ですし、プリペイドサービスも一年間有効の100ドルカードが登場して、お得になっています。送受話共に一分25セントの通話料がかかりますが、全米で使えて、ボイスメール(留守番電話サービス)も標準で付いているし、なかなか便利です。

LNPを使用する場合、番号を持ってゆく先のキャリアにお願いすれば、現キャリアとの契約解除までやってくれます。
では早速近所のAT&Tのショップへ・・・・
と思いましたが忙しくて店頭へ行く暇がありません。

そこでインターネットで申し込みます。
AT&Tのサイトで普通にショッピング、チェックアウトの際に現在の電話番号をもって行くというチェックボックスにチェックを入れればOK。
チェックアウトの途中で、現在の契約キャリアーのアカウントナンバーの入力を求められますが、これにはVerizon Wirelessの請求書に書かれているアカウントナンバーを入れます。
申し込みは実に簡単に終了。

あとは新しい電話が届くのを待つだけです。
今回は憧れのMOTORAZR V3にしました。

ネットで申し込んで2,3日でMOTORAZR V3が届きました。
では早速使って見ましょう・・・・ん?

プリペイドの登録番号へダイヤルしようとしても発信自体できません。
SIM未登録との表示も出ています。

仕方がないのでAT&Tのカスタマーセンターへ電話します。
しかし、これが自動応答システムのため人間のオペレータにたどり着くのに10分くらい掛かりました。

やっとの思いで捕まえたオペレーターに状況を説明すると、キャリア切り替え作業が止まっているとのこと。オペレーターさんがその場で作業してくれます。 こちらもオペレーターに言われるままに操作すると、なんと使えるようになりました。

キャリアの切り替え作業は一瞬でしたが、完全に送受話ができるようになりまで1時間ほどかかりました。
面白いのは、最初のうちは発信はできても受信ができない状態になります。
そのうちAT&Tの携帯からならかかるようになり、1時間ほどで普通の有線電話や他社携帯からかけてもかかるようになるのです。
電話のネットワークが完全に切り替えを認識するのにその程度の時間がかかるということのようです。

さて、無事にキャリアの切り替えが済みましたが、先日Verizon Wirelessから手紙が届きました。
こちらからの契約打ち切りに対し、その決断を尊重すること、しかしVerizon Wirelessの優位な点を強調し、いつでも戻ってきて欲しい。といった内容になっていました。
絶対に戻りませんよ~だ!!

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