« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月

2008/12/23

究極の?ポータブルオーディオ

アメリカの住宅は音楽を聴くのに比較的恵まれています。
住宅が隣接していないうえにたいていの住宅が二重ガラスのサッシになっています。
したがって近所への音漏れもほとんどなし。
私も普段は音量を気にせずにカントリーを聴いています。

しかし、問題は家庭内。調子に乗って長時間聴いていると家族から冷た~い視線が・・・
はい、いいかげんにします・・・・

そこで周囲を気にせず聴けるサブシステムとしてヘッドホンを導入してみました。
ヘッドホンなら日本に本帰国しても近所を気にせず音楽を楽しめます。
ま、自分へのクリスマスプレゼントです。

ヘッドホンも調べてみると奥が深くて、Hi-FiならぬHead-Fiというヘッドホンをメインに楽しんでいるオーディオファイルの皆さんがたくさんいることがわかりました。

私はそのような世界に立ち入らないようにしたいのですが、それなりの音で聴けないとイヤということで、GRADOという会社のヘッドホン(GS1000)とヘッドホンアンプ(RA1)を入手しました。
最初はDENONなどの日本製にしようかと思ったのですが、日本製は輸入コストが乗っかっていて割高感がある、日本で買うなら良いのですが、アメリカで買うならアメリカ製の方が割安ということでGRADOにしたわけです。

音源はiPod。bellpapaさんお勧めのAIFFで記録するようにしてから音質面で大きく改善されました。iPodのドックコネクターからAudiophile Productsという会社のケーブルでライン出力を取り出し、ヘッドホンアンプへ接続してみました。

早速聴いてみましたがiPodとは思えない美しい音が聞こえてきます。
iPodの実力を認識するとともにGRADOヘッドホンの再生能力の高さに驚きました。音のディテイルを余すことなく伝えるし、生楽器が美しい。ボーカルはやや引っこんで聞こえるのですが美しいです。
カントリーやブルーグラスを聴くのに良さそう。(ちゅうかそれしか持ってない・・・)
結構クラッシックに向いているかもしれません。
大きなヘッドホンですが装着感も悪くないです。

ヘッドホンアンプは電池駆動なので、iPodと組み合わせると、これはある意味究極のポータブルオーディオです。
ポータブルにしてはデカイけど・・・

そのヘッドホンアンプはちょいと期待外れ。電源スイッチ(裏面にあるトグルスイッチ)をON、OFFするたびに「ブチッ」という音が・・・・ 
またボリュームを絞ってゆくとなぜか右チャンネルの方が先に音が出なくなる。左右バランスは取れているので何とも変な感じです。
なんだか素人の手作り品みたいです。
純正のアンプなんだからもう少し気を使って欲しいものです。

GRADOのヘッドホンは開放型なので音漏れしますし、外の音も遮断されることなくそのまま聞こえます。そういう意味では使用中に話しかけられても普通に聞こえますし、ヘッドホンでありながら自分ひとりの世界にはいけません。
ひとりの世界へ行きたい人は密閉型を選びましょう。

ところで私の好みとしてはスピーカーで聴く方が好きです。より自然に聞こえるし、腹に響く低音はヘッドホンでは味わえない。ヘッドホン+サブウーファーという組み合わせにするか・・・
それでは意味がないので「腹ホン」というのが必要か・・・

Grado

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008/12/22

Elvis Presley - Christmas Duets

CMTを見ていたらElvis Presley(エルビス・プレスリー)がBlue Christmasを歌っているところにMartina McBride(マルチナ・マクブライド)突如乱入してデュエット・・・というビデオが流れてました。

見事に合成されたビデオに驚きましたがそのビデオはElvis PresleyのChristmas DuetsというCDのプロモビデオ。

このCD、ずっと気になっていたのですが、ついに買ってしまいました。
トラックリストは次のとおり

1. Blue Christmas Elvis Presley & Martina McBride
2. I'll Be Home For Christmas Elvis Presley & Carrie Underwood   
3. Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane) Elvis Presley & LeAnn Rimes   
4. Santa Claus Is Back In Town Elvis Presley & Wynonna Judd
5. Silent Night Elvis Presley & Sara Evans
6. White Christmas Elvis Presley & Amy Grant   
7. Merry Christmas Baby Elvis Presley & Gretchen Wilson   
8. O Little Town Of Bethlehem Elvis Presley & Karen Fairchild and Kimberly Schlapman of Little Big Town   
9. Silver Bells Elvis Presley & Anne Murray   
10. O Come, All Ye Faithful Elvis Presley & Olivia Newton-John   
11. The First Noel (2008) Elvis Presley   
12. If I Get Home On Christmas Day (2008) Elvis Presley   
13. Winter Wonderland (2008) Elvis Presley

いや~なかなか豪華な顔ぶれです。
マルちゃんだけでなく木下ちゃん、リアン・ライムス、ワイノナなどなど8トラック目にLittle Big Townが参加してるのはシャレか・・・?

生前は絶対デュエットしなかったエルビスと現代のスターたちが無理やりデュエット。

聴いてみますと面白い企画ではあるのですが、やはり本当にデュエットしているわけではないので物足らない。まぁお遊び企画なんですね。
デュエットではない11~13トラックが一番聴きごたえがあるのはなんとも皮肉というかエルビス・プレスリーの凄さを改めて感じてしまいました。

このCDを聴いてKeith WhitleyとAlison Kraussが無理矢理デュエットするWhen You Say Nothing at Allのデュエットバージョンを思い出してしまいました。
アメリカ人はこういう企画が好きみたいですね・・・

Elvis

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008/12/20

炭鉱夫の娘

ちょっと前のニュースでイラクの記者がブッシュに「犬!」と言いながら靴を投げたとかいうのがありましたが
あの顔はどう見ても「サル!」だろ・・・と軽いツッコミを入れつつCNNのニュースを見ていました。

ところでそんなブッシュのおかげでアメリカ経済はボロボロ。世界経済もボロボロ。
たったの8年間でここまで世界を破壊できるとは・・・

ま、とにかく世界経済は単にアメリカのバブルに支えられていた。
メーカーでモノ作りに取り組んでいる私などは
しっかりとモノ作りという生産活動に取り組んでいればおかしなことにはならないと思っていたのですが
所詮製造業もマネーゲーム、バブルの恩恵を受けていたという事実を思い知らされたわけです。

私の会社でも人を減らさざるを得ない状況になってきました。
今日まで一緒に頑張ってきた現地の仲間達をレイオフしなくてはならない。
なんという身勝手なのでしょう。皆の生活を考えると気分が重くて夜も眠れません。
今のところアメリカではまだ雇用保険が出るので直ぐに飢え死にするような状態にはならないとは思いますが
宵越しの銭は持たない江戸っ子みたいな人たちですから貯蓄はゼロ。雇用保険が支払われなくなった時点で窮してしまいます。
そんなわけで、これから治安が悪くなると思います。
とくに外国人には風当たりが強くなるかもしれません。
自分達で選んだ大統領の失政、ウォール街のマネーゲームの失敗、あるいはビッグ3の放漫経営によってこの事態が起こっているわけですが、
自分の仕事がないのは外国人が雇用の機会を奪ったからだなどと逆恨みする連中がいないとも限りません。
気をつけましょう。

世界経済が崩壊してしまったこれからは
日本は輸出一辺倒ではなく、食糧確保のために農業に取り組まなくてはいけない。
ところが日本の農業は、すでに破壊されている。食料は海外からの輸入に依存している。
いつの間にか食糧安全保障という考えは日本政府から消えてしまっていたようです。
今は円高だから良いけど、もしも日本の工業が壊滅した場合、日本は食料を輸入するお金もなく餓えてゆく。
そもそも工業製品などなくても食べるものさえあれば人間は生きてゆけるわけで工業が生き残る必然性はないのかもしれない。
産業革命以来のビジネスモデルは崩壊したと考えるべきかもしれない・・・・

だからこれからの世界のあり方、日本のありかた、自分の暮らし方を真剣に考えなくてはいけない。

それにしても我々は日本のバブル崩壊からほとんど何も学んでいなかったということに改めて、欲の皮の突っ張った人間という存在に呆れてしまいます。

こんな寒い時代に、心を癒してくれるのは家族。
アメリカは開拓時代からずっと家族で支えあって頑張ってきました。
そんな人々のこころの叫びが今のカントリーミュージックにも連綿と引き継がれています。
カントリーは働く人々への応援歌。そういえばLoretta Lynn(ロレッタ・リン)やPatty Loveless(パティ・ラブレス)は体を張って頑張るお父さんの代表=炭鉱夫の娘。

そんな炭鉱夫の娘達の音楽を改めて聴いてみようと思うのでした・・・・

そしてこころの中で叫ぶ、頑張れアメリカ、頑張れニッポン。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/12/07

アリソン・クラウスの故郷

この前サンクスギビングのお休みにシカゴへ遊びに行きました。
途中シカゴの南130マイルほどのところにあるChampaign, IL(イリノイ州、シャンペン)という町を通過しました。

Champ1

この町はAlison Krauss(アリソン・クラウス)の出身地です。
ま、通過しただけなのですが・・・・

Champ2

ここはよくあるアメリカの田舎町です。
大平原に映える夕焼け・・・・
こういう風景にブルーグラスはよく似合います。

Champ3

ランドマークはニコニコマークの水道塔・・・?
アリソンの冗談好きは地域性なのでしょうか・・・?

Champ4

これはChampaignではなくシカゴの郊外で見られた幻日です。
右側の明るい点がそれです。
これだけはっきりと輝いて見えるのは珍しいと思います。
ついでに載せておきます。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

キース・アーバンの2009年のツアーは行くしかない。

Keith Urban(キース・アーバン)が来年2009年にツアーを計画しています。

CMTによると、ツアーの詳細日程や場所は発表されていませんが、来春にニューアルバムをリリースした後、2009年の5月から夏にかけてツアーを計画しているようです。

ところで、そのサポーティングアクトがすごいのです。

SugarLand(シュガーランド)、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)、Dierks Bentley(ダークス・ベントレー)、Glen Campbell(グレン・キャンベル)、Lady Antebellum(レディ・アンテベラム)、Zac Brown Band(ザク・ブラウン バンド)
いや~売り出し中の新人ならまだしも、今をときめくビッグネームがずらり。

キースは「みなさんのお金を価値あるものにしたい。確実に。」、「この新しい試みに対するファンのみなさんの反応を楽しみにしています。そしていかに従来のものを工夫して、新しいものに合わせるか考えています。私たちは現場の許す限り演奏します。」と述べています。

というわけで、キース・アーバンファンのみならず、カントリーファンにとっては見逃せないツアーになりそうな予感がします。

問題点は日本には行かないことか・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/12/05

The 51st Annual Grammy Awards Nominations

いや~早いもので気付けば12月
今年もグラミー賞のノミネーションが発表されました。

私としてはいつもどおりカントリーに注目なのですが
今年の目玉はやはりRobert Plant & Alison Kraussでしょう。

Record Of The Year、Album Of The Yearという総合部門にノミネートの他
Best Pop Collaboration With Vocals、 Best Country Collaboration With Vocals、Best Contemporary Folk/Americana Albumにノミネートということで 合計5部門のノミネートです。
さすがグラミー常連、史上最多受賞女性アーティストです。
アルバムも良いのですが、この二人のコンサートは最近のミュージカルイベントとしては特筆すべきものでした。

そのほかの注目は・・・
Best New ArtistにノミネートのLady Antebellum、やっぱりきましたね~、去年はTaylor Swift(マグロちゃん)がこのカテゴリーで受賞を逃してしまいましたがカントリーからこのカテゴリーを制することができるのでしょうか・・・私的にはDuffyか・・・?

Best Female Country Vocal Performance
私の大好きな女性アーティストの分野ですがノミネートは

For These Times - Martina McBride
Track from: Waking Up Laughing

What I Cannot Change - LeAnn Rimes
Track from: Family

Last Name - Carrie Underwood
Track from: Carnival Ride

Last Call - Lee Ann Womack

This Is Me You're Talking To - Trisha Yearwood
Track from: Heaven, Heartache And The Power Of Love

と きれいどころの実力者が勢ぞろい。
いや~ みなさんにあげたい。

Best Male Country Vocal Performance
こちら男性アーティストの方は

You're Gonna Miss This - Trace Adkins
Track from: American Man, Greatest Hits Volume II

In Color - Jamey Johnson

Just Got Started Lovin' You - James Otto
Track from: Sunset Man

Letter To Me - Brad Paisley
Track from: 5th Gear

Troubadour - George Strait
Track from: Troubadour

CMAの勢いでGeorge Straitか?
と行かないのがグラミーです。ナッシュビルでの人気は関係なし。
んじゃ誰が・・・?

Best Country Album
この部門のノミネートは

That Lonesome Song - Jamey Johnson

Sleepless Nights - Patty Loveless

Troubadour - George Strait

Around The Bend - Randy Travis

Heaven, Heartache And The Power Of Love - Trisha Yearwood

個人的にはPatty Lovelessにあげたい・・・

Best Bluegrass Album
日本では全く報道されないこのカテゴリー

Cherryholmes III: Don't Believe
Cherryholmes

Del McCoury Band — Live At The 2008 New Orleans Jazz & Heritage Festival
Del McCoury Band

The Ultimate Collection / Live At The Ryman
Earl Scruggs With Family & Friends

Honoring The Fathers Of Bluegrass: Tribute To 1946 And 1947
Ricky Skaggs & Kentucky Thunder

Wheels
Dan Tyminski

常連さんに交じってDan Tyminskiさんのニューアルバムがノミネート。
でもやはりDel McCouryが持ってゆくのか・・・?

というわけで
グラミー賞のアワードショーは2009年2月8日東部時間8PMよりCBS系で放送予定です。
お楽しみに~、、、

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »