帰去来
突然ですが、お知らせがあります。
私、このたび帰国することになりました。
思い起こせば7年前、2002年にこの地に降り立ってあまりの田舎ぶりに驚いた日から
あっという間に時が過ぎました。
いろいろなことがありました。
アメリカンフードのおかげで体重が20ポンドほど増えました。
私の旧友たちは私のことを見ても気づかないでしょう。
歩かなくなったので腰痛になりました。整体に行きました。
アメリカの整体は保険がおります。ブルネット美人の先生にバキッとやられて1回10ドル。気持ちよかったです。
虫歯になりました。親知らずを抜きました。完璧な麻酔で痛みゼロ。驚きです。
アメリカの医療に感謝です。
南部訛りの英語が聞けるようになりました。
ひとの良い南部の人たちに感謝です。
私は典型的日本人駐在員ではありませんでした。
残業は大嫌い。
ゴルフはしない。
カントリーミュージックを聴く。
そう、カントリー
カントリーとの出会いは赴任した直後、FMラジオから流れてきたJo Dee Messinaの歌に脳天を直撃されたことに始まります。
日本には全く紹介されない素晴らしい音楽がそこにありました。
それからちょこちょことCDを購入しては聴くようになりました。
いちばんはまったのは、やはりAlison Kraussですね。天使の歌声は何度聞いても良い!
このブログを立ち上げたのは2005年
元々は日ごろの生活で出会うアメリカ南部の田舎の文化を紹介するつもりだったのですが
気づけばカントリーミュージック紹介ブログになってました。
とくに現地ならではの情報発信ができるように努めました。
カントリースターたちに会える、生で彼らの演奏が聴けるというチャンスはナッシュビルが近いというこのロケーションならでは。
またスターではなくてもアメリカ人の血液の中に流れる音楽に触れる機会がたくさんある。
そういう機会にはなるべく足を運び、レポートするように心がけました。
仕事があるのでそうそうは行けませんでしたが・・・
私の大好きなAlison Kraussに何度も会えた(と言っても一方通行です)のは幸運でした。
自称、生アリソン・クラウスを最もたくさん聴いた日本人・・・です。
昔からそれほど音楽を聴いていなかった私が、音楽ブログなどとはなんとも不相応な感じですが、
多くの方に訪問していただきました。こんな更新も不定期なサイトですが気づけば10万ヒットを超えていました。
コメントも多数いただきました。ありがとうございます。
コメントはなくても定期的に来ていただく常連さんも数多くいらっしゃいます。感謝しています。
アメリカを離れ日本に戻ることにそれほど問題はないのですが
カントリーミュージックが遠くなってしまうのは残念です。
今後のこのブログのあり方に関して
まだどうするのかわかりません。
閉鎖はしませんが、独自の現地情報が紹介できなくなるので
ちょっと面白さが減るかと思います。
いままでお付き合いありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願いします。
Friends,
I have kind of sad news for you.
I have to tell you that I am leaving US and going back to Japan.
It's been 7 years since I got here in Kentucky. So, time flies.
I was surprised that here is too much country than I was thinking.
I experienced many things.
I got 20 pounds of fat.
My old friends may not recognize me.
I'm not a typical Japanese. I don't play golf. I don't like overtime. I listen to country music.
Yes, I'm gonna miss coutry music so much. But, I'm gonna miss y'all more than that.
I really enjoyed my stay here in Bright Sunny South.
I really appreciate your extended thoughtfulness to me and my family.
I will never forget it.
Thank you. Thank you. Thank you.
Now I am leaving.
World economy situation is still very bad.
I understand that we still need big effort to survive.
But, I am sure we will survive.
Please remember, the darkest hour is always just before the dawn.
Godspeed
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