Alison Krauss アリソン・クラウス

2010/01/24

Alison Krauss - Essential Alison Krauss

いや~、気づけば一月も終わりですね~
グラミー賞も近づいてまいりましたが、どうなるんでしょうね~。
そんなわけで?全く脈略がないのですが去年発売されていたAlison Krauss (アリソン・クラウス)のCDを紹介します。
Essentialというタイトルどおりいわゆるベスト盤なのです。買う気もなかったのですが、ファン心理というやつで買ってしまいました~。自称アリソン・クラウスのCD保有数日本一なもので記録保持のため・・・なんちて。
トラックリストはご覧のとおり
1. Simple Love
2. Sister Rosetta Goes Before Us
3. Let Me Touch You For Awhile
4. The Lucky One
5. So Long, So Wrong
6. Empty Hearts
7. Every Time You Say Goodbye
8. Wish I Still Had You
9. Broadway
10. Baby Now That I've Found You
11. Sawing On The Strings
12. Restless
13. When You Say Nothing At All
14. A Living Prayer
殆どが過去のアルバムの中からのコレクションになっています。
「殆ど」というところがポイントでして1トラックだけ目新しい音源があります。これは聴いてみるまで分からないのですが・・・。
8トラック目のWish I Still Had Youです。なんと1994年8月4日オハイオ州Toledoでのライブ音源です。若々しい(23歳の)アリソンの歌声が聴けます。
ファンとしてはこの歌声が聴けるだけで大満足です。
しかしこれ、ヒット曲をしっかりと網羅してあるのでアリソン入門の一枚としてもオススメです。

Essential

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2009/11/01

Mindy Smith - Stupid Love

私の大好きなMindy Smith(ミンディ・スミス)の新譜です。
リリースは8月でしたが引っ越しのバタバタでなかなか聴けなかったのです。
ミンディの魅力は何と言ってもその美しい声。
曲を聴くたびにうっとりと聴き惚れてしまいます。

今回もその美声は健在です。以前紹介したようにミンディとIan FitchukそしてJustin Loucksとの共同プロデュースで今までとは少し違った雰囲気に仕上がっております。
ミンディの新たな魅力を引き出してくれているようにも感じます。
草原のさわやかな風に吹かれているような、そんな気分になります。

CDはブックレットも付属しない紙製ジャケットのシンプルなつくり。とにかく聴いてみて。
ということなのでしょうか・・・。

そうそう、3トラック目のIf I Didn't Know Any BetterはAlison Kraussに提供した曲ですが、アリソンとは違った魅力で聴かせてくれます。アリソンが美しく歌いあげているのに対し、ミンディはこの歌のもつ影の部分を聴かせてくれる感じです。聴き比べてみてください。

Stupidlove

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2009/07/17

Alison KraussとBard Paisleyホワイトハウスへ

CMTによるとAlison Krauss & Union Station(アリソン・クラウス&ユニオンステーション)とBrad Paisley(ブラッド・ペイズリー)が7月21日ホワイトハウスで演奏するとのこと。
アフタヌーンエデュケーショナルワークショップという企画で全米からあつまった120人の中高生と一緒にオバマ大統領とミシェル夫人の前で演奏します。中高生の中にはW.O. Smith/Nashville Community School of Musicというナッシュビルにある裕福でない子供たちのための音楽学校の生徒たち40人も含まれます。

このホワイトハウスミュージックシリーズというイベントは芸術教育の重要性を訴えるイベントで先月スタートし秋まで続きます。
いや~見に行きたいな~

アリソンとブラッドの組み合わせで思いつくのはWhiskey Lullabyですが、教育関係イベントなのでそんな暗~い歌は歌わないでしょうね~、、、

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2009/06/24

2009 CMT Awards

6月16日に行われたCMTアワードショー
結果はといえばTaylor Swift(テイラー・スウィフト)イヤーでした。
オープニンググビデオに登場し、「私スタートレックに出るのが夢だったの~」と言うと場面は映画スタートレックの舞台エンタープライズ号の中へ・・・
バルカン人になったテイラーがスポックと掛け合いを演じます。
お次は「NFLに入りたかったの~」とテネシータイタンズでプレー
最後は「私ラップスターになりたかったの~」とT-Painと共演。

ま、とにかく笑えます。特にトレッキーの方にはオススメ。

アワードの方は下記の通り(CMTサイトより転記)

Video of the Year
Love Story - Taylor Swift
Video: "Love Story"
Artist: Taylor Swift
Charity: American Red Cross
Quote: I want to thank the fans for giving me video of the year when my whole family is here watching. -- Taylor Swift
(家族全員が見ている今ここで、私にVideo of the yearを与えてくれたファンのみなさんありがとう)

Male Video of the Year
Waitin' on a Woman - Brad Paisley
Video: "Waitin' on a Woman"
Artist: Brad Paisley
Charity: The Shjon Podein Children's Foundation
Quote: [Andy Griffith] was the perfect man to pass wisdom. He has passed wisdom his whole life to all of us. ... He has changed my life in so many ways, and to be on film with him, you can imagine what that would be like. -- Brad Paisley
(アンディ・グリフィスが私たちに生涯の知恵を手渡してくれました。彼は私の人生を大きく変えました。彼とビデオで共演することはどういうことか皆さんにもわかると思います。)

Female Video of the Year
Love Story - Taylor Swift
Video: "Love Story"
Artist: Taylor Swift
Charity: American Red Cross
Quote: Thank you to the fans that come out to my shows and spend such hard work making these amazing scrapbooks and writing me letters. Reading your letters and reading your MySpace comments, anytime I have a bad day, you make those days good. -- Taylor Swift
(私のショーに来てくれた、すばらしいスクラップブックを作り手紙を書いてくれたファンのみなさんありがとう。皆さんの手紙、MySpaceのコメントがつらい日も良い日に変えてくれました。)

Group Video of the Year
Every Day - Rascal Flatts
Video: "Every Day"
Artist: Rascal Flatts
Charity: Monroe Carell Jr. Children's Hospital at Vanderbilt
Quote: First of all, we want to thank the fans. Country music has the greatest fans on the entire planet. -- Jay DeMarcus
(まずファンのみなさんに感謝したい、カントリーミュージックはこの星の上で最も偉大なファンを持っています。)

Duo of the Year
All I Want to Do - Sugarland
Video: "All I Want to Do"
Artist: Sugarland
Charity: MusiCares
Quote: Fans, you guys have defined and redefined country music. Thank you for following us wherever we've been going. -- Kristian Bush
(ファンの皆さんがカントリーを明確にし再定義してくれました。いつも私たちについてきてくれてありがとう。)

Collaborative Video of the Year
Start a Band - Brad Paisley and Keith Urban
Video: "Start a Band"
Artist: Brad Paisley and Keith Urban
Charity: The Shjon Podein Children's Foundation and FiftyForward
Quote: Thank you so much, the fans, for taking a song all about playing the guitar and making it something that radio made a No. 1 hit. -- Brad Paisley

USA Weekend Breakthrough Video of the Year
Chicken Fried - Zac Brown Band
Video: "Chicken Fried"
Artist: Zac Brown Band
Charity: The F. R. Carrick Institute for Children's Autism Research and Education
Quote: We want to thank the country music fans because without y'all supporting us, buying our music, we wouldn't have a life in music. -- Zac Brown

Wide Open Country Video of the Year
All Summer Long - Kid Rock
Video: "All Summer Long"
Artist: Kid Rock
Charity: CMT One Country
Quote: I think this was based on creativity ... because what's more creative than a strip pole on a pontoon boat? -- Kid Rock

CMT Performance of the Year
Country Boy - Alan Jackson, George Strait, Brad Paisley and Dierks Bentley from CMT Giants
Video: "Country Boy"
Artist: Alan Jackson, George Strait, Brad Paisley and Dierks Bentley
Charity: Jenifer Strait Memorial Fund, The Shjon Podein Children's Foundation and Monroe Carell Jr. Children's Hospital at Vanderbilt
Quote: Twenty years ago this week, I signed my record deal here in Nashville. I've made, I think, about 45 country music videos in that time, and CMT and all the fans have been there with me ever since. I appreciate it. God bless y'all. -- Alan Jackson

Director of the Year
Director: Trey Fanjoy
Videos: "Good Time", "Last Call", "Love Story", "Muddy Water", "Picture to Burn", "Real Gone", "Stronger Woman", "Sweet Thing", "This Is Me You're Talking To", "Troubadour", "White Horse", "Like a Woman", "That Song in My Head", "Trying to Stop Your Leaving"
Charity: MusiCares

というわけで
メインタイトルVideo of the Yearをゲットして、クロージングもデフレパードとテイラー。
テイラー強しです。

Alison Krauss(アリソン・クラウス)はTed Nugentと共にMale Video of the Yearのプレゼンターとして登場しました。最近アワードショーでの彼女は得意のギャグをかまさずおとなしめのようです。

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2009/05/01

A Hundred Miles Or Moreの日本盤を買った

最近サボっていたので本日は2本掲載です。

買ってきましたAlison KraussのA Hundred Miles Or More日本名:ベスト・オブ・アリソン・クラウス~ア・ハンドレッド・マイルズ・オア・モアの日本盤。
いや~2500円なんて高いな~、、、
アメリカではCD1枚10ドルが相場なので倍以上です。
それでも日本盤を買うのは意味がある。
アリソンちゃんを日本によぶのぢゃ~!!

しかし、この日本盤、開けてみるとディスクは米国盤と差がないみたいです。
ブックレットも同じ。
違いは日本語のブックレットが付いていて、そこには米国盤にはない歌詞(英語のみ)と、米盤ブックレットの中のライナーノートの日本語訳が・・・
あ~しょぼい。
こんなんなら日本向けに私がライナー書いてあげるのに・・・。
もうちょっと頑張って欲しかったな・・・・

ま、しかし、いいにゃ~アリソンちゃんは・・・・
癒される・・・・
My Angel・・・・

ではユニバーサルさんアリソンの日本盤どんどん出してね。。。

Akhundredmiles

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2009/03/28

帰去来

突然ですが、お知らせがあります。
私、このたび帰国することになりました。
思い起こせば7年前、2002年にこの地に降り立ってあまりの田舎ぶりに驚いた日から
あっという間に時が過ぎました。
いろいろなことがありました。

アメリカンフードのおかげで体重が20ポンドほど増えました。
私の旧友たちは私のことを見ても気づかないでしょう。
歩かなくなったので腰痛になりました。整体に行きました。
アメリカの整体は保険がおります。ブルネット美人の先生にバキッとやられて1回10ドル。気持ちよかったです。
虫歯になりました。親知らずを抜きました。完璧な麻酔で痛みゼロ。驚きです。
アメリカの医療に感謝です。

南部訛りの英語が聞けるようになりました。
ひとの良い南部の人たちに感謝です。

私は典型的日本人駐在員ではありませんでした。
残業は大嫌い。
ゴルフはしない。
カントリーミュージックを聴く。

そう、カントリー
カントリーとの出会いは赴任した直後、FMラジオから流れてきたJo Dee Messinaの歌に脳天を直撃されたことに始まります。
日本には全く紹介されない素晴らしい音楽がそこにありました。
それからちょこちょことCDを購入しては聴くようになりました。
いちばんはまったのは、やはりAlison Kraussですね。天使の歌声は何度聞いても良い!

このブログを立ち上げたのは2005年
元々は日ごろの生活で出会うアメリカ南部の田舎の文化を紹介するつもりだったのですが
気づけばカントリーミュージック紹介ブログになってました。
とくに現地ならではの情報発信ができるように努めました。
カントリースターたちに会える、生で彼らの演奏が聴けるというチャンスはナッシュビルが近いというこのロケーションならでは。
またスターではなくてもアメリカ人の血液の中に流れる音楽に触れる機会がたくさんある。
そういう機会にはなるべく足を運び、レポートするように心がけました。
仕事があるのでそうそうは行けませんでしたが・・・
私の大好きなAlison Kraussに何度も会えた(と言っても一方通行です)のは幸運でした。
自称、生アリソン・クラウスを最もたくさん聴いた日本人・・・です。

昔からそれほど音楽を聴いていなかった私が、音楽ブログなどとはなんとも不相応な感じですが、
多くの方に訪問していただきました。こんな更新も不定期なサイトですが気づけば10万ヒットを超えていました。
コメントも多数いただきました。ありがとうございます。
コメントはなくても定期的に来ていただく常連さんも数多くいらっしゃいます。感謝しています。

アメリカを離れ日本に戻ることにそれほど問題はないのですが
カントリーミュージックが遠くなってしまうのは残念です。

今後のこのブログのあり方に関して
まだどうするのかわかりません。
閉鎖はしませんが、独自の現地情報が紹介できなくなるので
ちょっと面白さが減るかと思います。

いままでお付き合いありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願いします。

Friends,

I have kind of sad news for you.
I have to tell you that I am leaving US and going back to Japan.

It's been 7 years since I got here in Kentucky. So, time flies.
I was surprised that here is too much country than I was thinking.

I experienced many things.
I got 20 pounds of fat.
My old friends may not recognize me.

I'm not a typical Japanese. I don't play golf. I don't like overtime. I listen to country music.
Yes, I'm gonna miss coutry music so much. But, I'm gonna miss y'all more than that.
I really enjoyed my stay here in Bright Sunny South.
I really appreciate your extended thoughtfulness to me and my family.
I will never forget it.

Thank you. Thank you. Thank you.

Now I am leaving.
World economy situation is still very bad.
I understand that we still need big effort to survive.
But, I am sure we will survive.
Please remember, the darkest hour is always just before the dawn.

Godspeed

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2009/03/17

Paul Simon And Friends - The Library of Congress Gershwin Prize for Popular Song

このブログのタイトルはPaul Simon(ポール・サイモン)の50 Ways To Leave Your Lover~恋人と別れる50の方法からいただいていますが、そんなポール・サイモン先生とAlison Krauss(アリソン・クラウス)を同時に味わえてしまう。オトクなDVDが発売されます。

Paul Simon And Friends: The Library of Congress Gershwin Prize for Popular SongというタイトルのこのDVD、じつは全米PBS系で放送された同名番組のDVD化です。

2007年、ポール・サイモンがGershwin Prizeを受賞したことを讃えるためにAlison Krauss, Stevie Wonder, Lyle Lovett, Ladysmith Black Mambazo, Marc Anthony, Art Garfunkelら超大物ミュージシャンがワシントンに集まったものです。

このThe greatest night of popular music ever presented in our nation's capitalと銘打たれたガライベントがDVDになっての登場というわけです。

アリソンはThe BoxerとGracelandをJerry Douglasとともに演奏しています。
The BoxerはShawn Colvinがリードでアリソンはハーモニーを担当していますが、アリソンの美しいハーモニーにShawnがやや喰われ気味・・・でもなかなか良い感じ。
Gracelandはアリソンが美しくしっとりと歌っています。
Lyle Lovettの50 Ways To Leave Your Loverは味があってとっても良い感じ。
James TaylorのStill Crazy After All These Yearsもジェームズ風味になってました。
後半にArt Garfunkelが登場してBridge Over Troubled Waterを演奏。Simon & Garfunkelの復活です。しかし、二人とも老けたの~、、、
Paul Simon、Stevie Wonder と the Dixie HummingbirdsでのLoves Me Like A Rockで会場は大盛り上がり。

以下がトラックリストです。

Introduction - Bob Costas
50 Ways To Leave Your Lover - Lyle Lovett
The Boxer - Alison Krauss, Shawn Colvin and Jerry Douglas
Mother And Child Reunion - Stephen Marley
Under African Skies - Miriam Makeba and Paul Simon
clip from Paul Simon Graceland: The African Concert (Zimbabwe, 1987)
Homeless - Ladysmith Black Mambazo
Mrs. Robinson - Paul Simon
clip from Yankee Stadium tribute to Joe DiMaggio (April 25, 1999)
Slip Slidin' Away - James Taylor and the Dixie Hummingbirds
Sunday Morning With The Sensational Nightingales (poem) - Billy Collins and the Dixie Hummingbirds
That Was Your Mother - Buckwheat Zydeco and Lyle Lovett
Homeward Bound - Paul Simon and George Harrison clip from Saturday Night Live (November 20, 1976)
Still Crazy After All These Years - James Taylor
El Condor Pasa - Marc Anthony
Late In The Evening - Marc Anthony
Gone At Last - Yolanda Adams and Jessy Dixon
Something So Right - Dianne Reeves
The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) -The Muppets (Grover and Elmo)
Graceland - Alison Krauss and Jerry Douglas
Diamonds On The Soles Of Her Shoes - Paul Simon and Ladysmith Black Mambazo
Bridge Over Troubled Water -Paul Simon and Art Garfunkel
Father And Daughter -Paul Simon
Me And Julio Down By The Schoolyard - Paul Simon and Stevie Wonder
Loves Me Like A Rock - Paul Simon and Stevie Wonder with the Dixie Hummingbirds
Sounds Of Silence - Philip Glass

しかし、このDVDは5月19日発売予定です。
はい、私はPBSの番組を見てこの記事を書いています。(DVDとは曲順が異なりますが)
Paul Simon先生のファンでなくても、聞き覚えのある名曲ばかり。
なかなかよいですぞ~
今しばらくのご辛抱を~、、、

Pauls

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2009/03/16

ベスト・オブ・アリソン・クラウス~ア・ハンドレッド・マイルズ・オア・モア

いや~アリソンファンの私としたことが
日本の事情に疎いとはいえ、Alison Krauss(アリソン・クラウス)の日本盤CDが発売になることを知りませんでした。

その名も「ベスト・オブ・アリソン・クラウス~ア・ハンドレッド・マイルズ・オア・モア」で3月18日発売です。
題名から察する通りA Hundred Miles or More: A Collectionのことです。

今年のグラミー賞で日本でも一躍注目を浴びたということで日本盤発売に踏み切ったレコード会社(ユニバーサル ミュージック)の英断に拍手を送りたいと思います。
しかし「ベスト・オブ」はないだろ~、、コンピレーションアルバムではあってもベスト集ではないのでこのアルバムで初アリソン・クラウスという方には誤解を与えてしまうかもしれません。。

でも私このアルバムぜひ手に入れてみたい。
ライナーノートに何と書いてあるのか見てみたい。
カントリーの場合歌詞もあまり付いていないのですが、これもどのような扱いになるのか見てみたい。

今Amazon.co.jpを見たら共演者の名前でBrad Paisley(ブラッド・ペイズリー)のことがブラッド・ペイズレーと書かれていてコケました。(ブラッドはズレてませんよ~)

というわけで興味を持たれた方、ぜひお買い上げを・・・。
(同タイトルのDVD日本盤も5月13日に発売予定です。)

Akhm_2

初アリソン・クラウス、ワタクシ的にはLonely Runs Both Ways やLiveあたりがオススメなんですがねぇ・・・

Lonelyruns

Live

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2009/02/10

グラミー賞その後

今年のグラミー(51st Grammy Awards)はアリソンちゃんがプラントとともに5部門制覇、通算26個のグラミーゲットということでワタクシ的には非常に嬉しいグラミー賞でした。

まぁこれは米英の天才が組んだ壮大なプロジェクトなわけで、ある意味当然といえます。
ツェッペリンのボーカルとグラミー常連のアリソンという組み合わせはグラミーメンバーから自然と注目されるということもあり、これも5冠に寄与したかもしれません。

ところでRobert Plant(ロバート・プラント)の知名度はともかくAlison Krauss(アリソン・クラウス)に関しては日本では知る人はそれほどいないようですので、日本のマスコミの扱いがどうなるのか、興味がありました。

以下は私がグラミー賞アワードショーの直後からチェックしたウェブニュースの抜粋です。
なんとなく面白いので紹介します。

まずは発表直後のこの記事から・・・(時間は全て米国中部時間です)

NIKKEI NET (2月8日22:28)
見出し=楽曲賞にコールドプレイ グラミー賞授賞式、日本人は賞逃す
(ステージ上のコールドプレイの写真付き)
 米音楽界最高の名誉とされるグラミー賞の第51回授賞式が8日、ロサンゼルスで行われ、主要部門のうち最優秀楽曲賞は英ロックバンド「コールドプレイ」の「美しき生命」が、最優秀レコード賞は英ロック歌手ロバート・プラントさんのデュエット曲「プリーズ・リード・ザ・レター」が受賞した。

 7部門でノミネートされているコールドプレイは、最優秀ロックアルバム賞なども獲得した。プラントさんはロックバンド「レッド・ツェッペリン」のボーカルとして知られる。

 日本人では、最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞に「コーネリアス」の小山田圭吾さんが、クラシックの最優秀歌唱パフォーマンス賞にメゾソプラノ歌手、藤村実穂子さんがノミネートされていたが受賞を逃した。(ロサンゼルス=共同)(13:28)

(コメント)
いや~、アメリカを代表する歌姫が「」ですよ「」!!
この記事を書いた人は受賞作を聞いたことがないどころか、アリソン・クラウスを全く知らなかったようです。だいたい見出しにカテゴリー1のプラント&クラウスを差し置いて、カテゴリー3のコールドプレイを紹介するこの感覚・・・。日本の報道がいかに偏向しているかを如実に物語っています。

同じ時間にYahooをチェックしたらこの記事しかありませんでした。

Yahoo! Japan News(2月9日21:02)
見出し=<小山田圭吾>グラミー賞受賞を逃す 最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞

(コメント)
アメリカの賞を日本人が受賞するのは大変なことです。
ノミネートだけでも充分に称賛に価します。すばらしい。
でも主要部門発表後もこの記事しかないというのはなんともオソマツ。

しばらくすると見出しにプラントの名前が出るようになってきました。
このあたりから日本のマスコミもプラントがツェッペリンのボーカルだと気づいたようです。

毎日jp (2月8日23:17)
見出し=グラミー賞:「コールドプレイ」が最優秀楽曲賞 ロバート・プラントのデュエット曲が最優秀アルバムなどに

しばらくすると、上記記事がさらに差し替えられます。
さすがにカテゴリー1のプラントを先に載せないのはマズイと気づいたのでしょう。

毎日jp (2月9日0:00)
見出し=グラミー賞:ロバート・プラントらが主要2部門含む5冠! 「コールドプレイ」は最優秀楽曲賞など
(Raising Sandのジャケット写真追加)
”ロバート・プラントさんがアリソン・クラウスさんとの共演した「レイジング・サン」のジャケット” との説明付き

(コメント)
それも言うなら、レイジング・サンドだろ~が!!
でもこの記事はかなり詳しく書かれていました。

この後はどこも似たような感じ

YOMIURI ONLINE(2月9日5:56)
見出し=グラミー賞、英米デュエットが最優秀レコードなど5部門制す
 【ロサンゼルス=飯田達人】米音楽界最大の栄誉とされる第51回グラミー賞が8日、ロサンゼルスで発表され、英国人歌手ロバート・プラントさんと米国人歌手アリソン・クラウスさんのデュエットが、最優秀レコード、最優秀アルバムの主要2部門を含む5部門を制した。

 最優秀楽曲賞は英ロックバンド、コールドプレイが、最優秀新人賞は英国人のアデルさんが獲得。主要4部門にいずれも英国勢が絡む結果となった。

(コメント)
英米デュエットですか~、、確かに英国人の活躍が目立ちました。

SANSPO.COM(2月9日14:00)
グラミー賞プラント5冠…日本人受賞ならず (ステージ上のコールドプレイの写真)

(コメント)
だから日本人でノミネートというだけで凄い!っていうの。

しかし、どの記事もRaising Sandを聴いたことのないと思われる人が受賞の事実を伝えるのみでした。

そんなわけでRaising Sandのアルバム紹介はこちら
感動のRaising Sandツアーの様子はこちらでどうぞ。

今回のグラミー5冠で日本でもアリソン・クラウスが注目され、多くの人たちが彼女の音楽に触れることを希望します。

(追記)
初アリソン・クラウスがRaising Sandではアリソン・クラウスのことが誤解されてしまうというウヌニコさんのご意見はそのとおりだと思いますので、私から初アリソン・クラウスとしてオススメのCDを改めてご紹介します。

Live

Alison Krauss + Union Station: LIVE
これは2003年グラミー賞のBest Bluegrass Alubum受賞作品です。
Alison Krauss and Union Stationの魅力を実に見事に伝えてくれる逸品です。
史上最強メンバーともいえるユニオンステーションの演奏技術の高さ表現の豊かさ、そしてなにより、アリソン・クラウスの美しい歌声に魅了されます。
彼女が確立したブルーグラスのスタイルは一般の人の持つブルーグラスのイメージを変えてしまう、とても聴きやすいものです。
同タイトルのDVDもオススメ。

Lonelyruns

Alison Kruss and Union Station: Lonely Runs Both Ways
こちらは2006年のグラミー賞Best Country Alubum受賞作品です。
前作LIVEに引き続きグラミーを受賞。デビュー以来毎年のようにグラミーを受賞していますがこの作品はある意味、彼女の確立したブルーグラススタイルの集大成ともいえる作品です。一曲目からアリソン・クラウスの美しい世界に引き込まれ、最後まで心地よく聴けてしまう、完成度の高い作品です。

この作品以降は、A Hundred Miles or Moreというコラボ集、そしてRaising Sandというふうに路線変更し始めます。

というわけで初アリソン・クラウスはこの2作のうちどちらかを選びましょう。

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2009/02/09

グラミー賞

いや~今年も盛り上がりましたグラミー賞。
私としましてはAlison Krauss(アリソン・クラウス) & Robert Plant(ロバート・プラント)の受賞で大満足。
しかもPop コラボだけでなく、なんとAlbum Of The YearにRecord Of The Yearですから!
二人のパフォーマンスもAlubum of the Yearの発表直前に持ってくるなどかなり受賞は濃厚だったのですが、いや~すばらしい。パフォーマンスもRich WomanとGone Gone Goneの二曲ですばらしかった。

いままでグラミーを20回以上受賞していて女性アーティストとしては世界記録保持者のアリソンですがメジャー部門での受賞はO Brother, Where Art Thou?以来の受賞です。

いや~日本のメディアがどのように扱うのか興味があります。

それからSugarLandの受賞も嬉しかった。
Jeniferがほんとに嬉しそうにしてました。

Taylor SwiftとMiley SyrusのフレッシュなパフォーマンスFifteenもよかったな~

ことしのグラミーはRapアルバムの発表が最後から2番目となるなど、黒人系パフォーマンスが多かったのですがこれはオバマ大統領誕生へのお祝いだったのでしょう。

そんな中カントリー系のパフォーマンスはやはり質が高く、SugarLandやCarrie Underwoodはその上手さで圧倒してました。Keith Urban、Kenny Chesneyもよかった。

というわけで、おめでと~!アリソン、ロバート!

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