ついに行ってきましたDixie Chicksのコンサート!!
もともと10月3日に予定されていたものが諸般の事情(主にチケットの売れ行き)によって12月1日に延期されていたものです。
Nashvilleでの開催はTop of the worldツアーの最終日以来になると思います。
とにかくカントリーの聖地での開催はある意味緊張感があります。
会場のGaylord Entertainment Center入り口では武器などが持ち込まれないように厳重なボディチェックが行われていました。
共和党は先の選挙で敗北し、ラムズフェルドがクビになりブッシュのイラク政策が否定された今となっても、変な輩が紛れ込まないともいえませんからね。
セットリストはこのツアーの一般情報によると以下のとおりですが
ここから変更は無かったようです。
Lubbock or Leave It
Truth No. 2
Goodbye Earl
The Long Way Around
Landslide
Everybody Knows
I Like It (replaced in 2nd & 3rd legs by The Neighbor)
Cowboy Take Me Away
Lullaby
White Trash Wedding
Lil' Jack Slade
Not Ready To Make Nice
Easy Silence
Long Time Gone
Some Days You Gotta Dance
So Hard (replaced in 2nd & 3rd legs by I Hope)
Top of the World
Wide Open Spaces
Sin Wagon
Encore:
Travelin’ Soldier
Mississippi
Ready to Run
前座のPete Yornの演奏が終わると、一連の騒動を描いた映画「Shut and Sing」の予告編が場内に流れ盛り上がります。
会場は満員。 Chicksの登場を今か今かと待ちかねていたところへ
一曲目のLubbock or Leave It が爆音のような演奏で始まり三人が登場すると
場内は熱狂の嵐に包まれました。
ここで爆音と表現したのはとにかくエレキギター、エレキベース、ドラムで轟音を立てるような演奏で、ブルーグラスを基調としたアコースティックな響きはありません。
以前はアコースティックなアレンジだった曲も強引に爆音系アレンジになってます。
Chicksは 一連の騒動でブルーグラスはおろかカントリーとも決別し、ただの爆音バンドになってしまったのでしょうか・・・?
会場も普段はアイスホッケーなどを行う体育館ですから元々音響面も良くありません。
しかし 会場のファンたちはそんなことお構いなしに盛り上がっていました。
ビール片手に踊り出す人多数・・・
しかし この爆音を我慢すれば 彼女たちの歌、演奏は一流です。
ナタリーの力強いボーカルは健在です。(後半ちょっと疲れが見えてましたが)
みなさん美しいし・・・・
Not Ready To Make Nice の演奏が始まると場内の興奮は最高潮に達しました。
ナタリーは時折 冗談や(騒動に対する)皮肉を交えながら進行しますが、エミリーもマーティもひとことも喋りませんでした。まさにShut and Singでした。 一連の騒動はメンバーに大きく影を落としてしまったようです。
とにかく 爆音を除けばすばらしい出来で、しばし時の経過を忘れてしまいました。
ここでひとことレビュー「爆音」しかし個性的で魅力的で美しいDixie Chicksは音楽界の宝ともいえる存在です。 ブッシュはあと2年で消えますが、Chicksは不滅です。応援するのだ~!
ところで会場は写真禁止だと思っていたのでいつもの一眼レフカメラではなくコンパクトカメラしか持っていなかったのでした。 ところが 実際は撮影OKだったようです。
なわけで しょぼい写真しかありませんが載せておきます。
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